最初から無駄のないアカウント作りを心がける

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リスティング広告は「クリック課金型」の広告です。

ユーザーが検索をして、その検索結果画面に広告が表示されただけでは広告費は発生しませんが、ユーザーが広告を見て、クリックをした段階でキーワードによって(厳密にはそのクリックごと)に○○円というように広告費が発生します。

そのクリックが全て、商品の購入やお問い合わせに繋がるのであればいくらクリックされても構わないと思いますが、全てが購入やお問い合わせになるなんて事はまずありませんので、”いかにクリックの精度を高めていくのか”という事が非常に重要となってきます。

裏を返せば、”無駄なクリックは極力排除する”という事になりますが、リスティング広告を運用しながら、無駄なクリックを排除していくのはもちろんの事、リスティング広告を導入する前のアカウントの設定の段階から考えておかなければいけません。

例えば、地域配信設定。

地域配信設定とは、文字通り、商圏となる地域を限定して広告を出すという設定です。

指定した地域内の検索ユーザーにのみ広告を出す設定もありますが、指定した地域内の検索ユーザー+地域外のユーザーでも、そのターゲット地域に関する情報を検索したユーザーへも広告を配信する事が出来る設定もあり、広告主側の意図を柔軟に汲み取った設定をする事も出来ます。

この地域配信設定をする際に、たまに「全国からお客様が来ないわけでもないから全国で」というように、あまり気にせずに設定をしてしまう方がいらっしゃいます。

確かに、日本全国からお客様がバンバン来店しているような状況であったり、場所は特に関係の無いサービスであったならば、そういった設定も良いと思います。

ですが、現在来店されるお客様のほぼ全てが、同一県内から来店されているという状況なのだとしたら、その他の地域に広告配信するのは非常にもったいない行為だと言えます。

このほかには、「除外キーワードの設定」も無駄なクリックを生まないための施策の一つです。

キーワードは部分一致などで入札をしている場合、思いもよらないキーワードや明らかにターゲットではないキーワードで検索された時にも広告が表示される事があります。

そういったキーワードで広告が表示され、クリックされてしまったら、無駄なクリックになる可能性が極めて高いので、そういったものは初めから広告が表示されないように設定をしておく必要があります。

また、曜日配信であったり時間配信なども、ウェブ上でお問い合わせなどを受け取るようにしておけば問題ないのかもしれませんが、お客様からのお問い合わせは電話でしか対応していないという場合、営業時間外に広告を出しておくのは無駄なクリックになる恐れがあります。

もちろん、そういった営業時間外であっても、検索をするターゲットユーザーがいる以上、広告を出さないのは機会損失だ、という意見もあると思いますので一概には言えないのかもしれませんが、例えば急を要するものを扱っていたならば、営業時間外のクリックはあまり意味がないものになってしまいます。
上に挙げたものはあくまでも一例で、自社で扱っている商品やサービスによって無駄なクリックを生む原因がいろいろと考えられると思います。

リスティング広告を運用しながらでなくてはわからない事もたくさんありますが、初めから排除しておくに越した事はありませんので、リスティング広告を導入する前にでも、一度、無駄なクリックについて考えてみると良いのかもしれませんね。

 

株式会社アイエムシー 大塚雅智

 

 

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