コンバージョン率が以前よりも下がったと感じた時の原因と改善策

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リスティング広告では様々な数値が出てきますが、その中で比較的重要度の高い数値としてコンバージョン率(CVR)があります。

クリック数に対してコンバージョンが獲得出来た数の割合がコンバージョン率で、どれだけ効率良くコンバージョンを獲得出来ているのか、という指標の一つです。

「何もしていないのに前と比べてコンバージョン率が下がっちゃったんだよね」という方もいらっしゃると思いますが、競合他社は日々、コンバージョン率を上げるための施策をしていますし、新規参入していく他社もいると思いますので、何もしていないからこそコンバージョン率が下がってしまったとも言えるかもしれません。

しかし、コンバージョン率が低くなってしまえば、1件あたりの獲得コスト(CPA)が高くなり、広告の費用対効果が悪くなってしまうので、コンバージョン率の改善をしていかなければいけません。

コンバージョン率の改善方法については、様々な方法がありますが、「以前と比べてコンバージョン率が下がってしまった」という場合、まずは主に以下のようなところをチェックしてみましょう。

・検索クエリ
・掲載順位
・競合他社

Yahoo!プロモーション広告もGoogleアドワーズも検索クエリレポートで、実際にユーザーが検索をしたキーワードを確認する事が出来ます。

キーワードのマッチタイプを完全一致に設定しているのであれば、関係の無いキーワードで広告が表示される事はありませんが、部分一致に設定している場合、自分では思いつかなかった良いキーワードで広告が表示されていることもあれば、中には自社の商品やサービスとは関係の無いキーワードで広告が表示され、クリックされている事もあります。

なので、その検索クエリレポートで、以前と「クリックの中身に変化がないか」を確認してみます。

もし、あまり関係の無さそうなキーワードからのクリックが増えていたりした場合には、それがコンバージョン率を下げている原因の一つとして考える事が出来ますので、キーワードのマッチタイプを変更したり除外キーワードの設定をしたりして対応していきます。

2つ目の掲載順位もコンバージョン率に影響を与えるため、以前の掲載順位と比較して見てみます。

変化があるようであれば、以前の順位に戻すことで、以前のコンバージョン率に戻す事が出来るかもしれません。

ただこの掲載順位の場合、掲載順位を元に戻すと言っても「何もしていないのに、なぜ掲載順位が変わったのか?」という事を考え、施策をしないと掲載順位は戻ってコンバージョン率も回復したけど、費用対効果が合わないという事態にもなりかねませんので、注意しましょう。

3つ目は競合他社です。

競合他社の変化によりコンバージョン率が下がる事も、もちろんあります。

新しい他社が増えていないか、他社の訴求するポイントが変わっていないか、自分で出している広告が他社と比較してどうなのか、という点を確認し、広告文、掲載順位、広告のリンク先ページなど適宜修正をしていくこともコンバージョン率の改善への一歩です。

これらの他にも、季節要因やトレンドの変化などによりコンバージョン率を下げる原因がありますが、「前はもっとコンバージョン率が良かったんだけどな」とか、「コンバージョン率が最近下がっているな」と感じた場合には、以上の事を確認してみると良いかもしれません。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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