どこで検索をするのかを考えて施策に役立てる

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リスティング広告を始める時、キーワードを追加する時、改善する時など、リスティング広告を運用する時には必ず、「お客様は誰なのか?」という事を確認しなくてはいけません。

「誰に対して、何を売るのか」という部分がぼやけてしまうと、どんなキーワードで広告を表示させればい良いか、どんな文言を見せればクリックしてもらえるのか、どこをランディングページに設定すれば購入してもらえるのか、という事が決められなくなるためです。

自社の商品やサービスを購入してもらえる人である、この「誰に」という部分はものすごく大事ですが、最近言われているマルチデバイス化により、「どこで」という部分も非常に重要になってきました。

今年あったYahoo!プロモーション広告のユニファイドキャンペーンやGoogleアドワーズのエンハンストキャンペーンへの移行の狙いは、今後さらに広がっていくであろうマルチデバイス化に対応していくためのものです。

検索するユーザーが、今まではPCメインであったものがタブレットPCやスマートフォンの急速は普及により、その検索をおこなうデバイスが多様化し、その多様化したデバイスに向けて同じように簡単に広告を配信していく事が狙いの一つでした。

数年前では信じられない事でしたが、今ではあたり前のように、どこでも、どのタイミングでもスマートフォンでの検索がおこなわれているという事実から、自社の商品やサービスを探している人は「どこから検索をしているのか」という事も考えていかなければいけません。

自宅や会社の中で検索をしている場合と、出先でスマートフォンから検索をする場合とでは、目的や用途、緊急度も違ってくるはずです。

目的や用途が変われば当然キーワードの傾向も変わりますし、広告文で伝える内容も変わりますよね。

例えば飲食店を例に挙げてみると、PCで検索をするユーザーは接待やデートで使うお店を情報収集と合わせて、良いところがあれば予約もしようと思って検索をしているかもしれません。

そのようなユーザーだとしたら、お店の外観、内装、雰囲気や価格帯、コースはあるのかとかそういった細かいところを確認し、自分の条件に合ったところを探しているのではないでしょうか。

そうであるならば、きちんとした詳細情報を出していかなければいけませんよね。選ばれる為のコンテンツを用意しておく必要があります。

一方、スマートフォンで検索をするユーザーは、「今スグにこの近所で」というように考えているユーザーかもしれません。

そういったユーザーに対してはすぐにお店の現在の状況を確認する事が出来るように、電話番号をどこからでもわかるように見せておかなければいけませんし、あまり細かな情報というよりは、基本的な情報をわかりやすく簡潔に伝える必要があります。

このように、どこで検索をしているのかという事も考えて、施策をしていく事で無駄なクリックを極力減らす事が出来ますし、コンバージョン率の改善も出来るかもしれません。

現在、そういったデバイス別の検索行動調査の結果などがGoogleなどからも発表されていますよね。

そういった調査を見てみると、家の中での検索はPCだけしか使わないという訳ではなく、スマートフォンで検索する人も多いという結果が出ています。

こんな事を書いてしまうと、それ以前に書いた事があまり意味の無い事のように感じてしまいますが、そういった現状があるという事も含めて、「どこにいる誰に何を売るのか」という事を考えて施策し、効果検証を繰り返していく事でコンバージョンがより多く獲得出来る部分を見つけ出す事が出来るかもしれません。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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