誰がウェブサイトへ流入しているのかを確認する

カテゴリー: ECサイト向け, アクセス解析 パーマリンク

「お金を掛けてウェブサイトをリニューアルしたんだけど、全然売れないし反響がないんだよね」というご相談をいただく事があります。

「ウェブサイトは作っただけでは売れない」というのはよく言われる事ですが、売れない理由というのは1つではないため、まずはその原因を調べなくてはいけません。

ただ、あまりウェブサイトに詳しくない方からすると、「その原因を調べろって言われても何をしたらいいのかわからない、難しそう」とお思いになる方も多いと思います。

そういった方は、まず始めに「誰が自社のウェブサイトを見ているのか」という所から調べると良いかもしれません。

自社のウェブサイトにGoogleアナリティクスなどのアクセス解析が設置してあるという事が前提ですが、そのアクセス解析でユーザーの数値を見てみます。

自社のウェブサイトに訪問する人が全くいなかったり、極端に少なかったりするような場合、商品が売れたりお問い合わせに繋がる事もありませんので、商品を売りたい、お問い合わせを獲得したいというのであればアクセス数を増やすという事を考えていかなくてはいけません。

もしある程度の数のユーザーがウェブサイトを訪問しているとしたら、今度はその内訳を見てみます。

検索エンジン経由であったり、参照サイト、ノーリファラーのそれぞれからどれくらいの割合で流入しているのかを確認し、その多いところは深掘りをして見てみます。

検索エンジンからの流入が多いという場合には、その検索キーワードを確認し、「ターゲットからの流入があるのかどうか」を確認します。
最近ではGoogleからの検索はキーワードが確認できませんのでYahoo!からの流入がメインとなると思いますが、見れるデータだけでも確認していきます。

このキーワードを確認し、上位を占めているのが「会社名」だったり「代表者名」であったりしたときは、自社の事をあらかじめ知っているユーザーからのアクセスという事になりますので、新規顧客や見込み客を獲得したいと考えているならば、その点を改善する必要がありますよね。

もちろん、「会社名」、「代表者名」で検索されるのは悪い事ではありません。

会社の営業戦略として、まず名刺交換をして話をした後に、その情報の補完をしてもらう為にウェブサイトを見てもらおうとした場合には、会社名や代表者名で検索される事も良いと思います。

ただそうではなく、ウェブサイトからは全く自社の事を知らない新規の見込み客からのお問い合わせを増やしたいと考えているならば、この流れをリスティング広告などで変えていく必要がありますよね。

現在リスティング広告を導入し、運用しているウェブサイトであれば会社名や代表者名を入札していない限り、そのキーワードが上位を占めるという事はないと思いますが、きちんと思った通りのキーワードで流入しているのかを確認する必要があります。

例えば部分一致で入札している場合には、ターゲットではないキーワードからの流入が多くなる事があります。
もしそういう状態になっているのであれば、リスティング広告のキーワードを見直したり、マッチタイプを見直したり、除外キーワードを適切に設定したりと、流入を変えるための施策をしていかなくてはいけませんよね。

最後に、きちんとターゲットが訪問し流入の部分は何も問題がなかったという方は、ウェブサイト内に問題がある可能性があるので、そこを見直していく必要があります。

きちんとターゲットに向けたメッセージになっているのか、購入やお問い合わせがしやすくなっているのかなど、ユーザー目線でウェブサイト内を確認し改善をしていく事で良い方向に向かうのではないかと思います。

「ウェブサイトで売れない」と一言で言っても原因は様々ですが、大体の場合「流入」の部分で何かしらの問題があり、その部分を改善する事で売れるようになるケースが多いので、まずは自社のウェブサイトの流入の部分を確認してみると良いと思います。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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