年末年始やGWのような大型連休にこそリスティング広告を出してみる

2013年10月18日 大塚　雅智

リスティング広告の便利な機能の一つに「スケジュール機能」がありますよね。

広告を出稿する時間帯や曜日、日にちなどあらかじめ設定しておくことで、広告を自動的に配信したり停止したりする事が出来る機能です。

年末年始やGWなどの大型連休など自社が休みの日に合わせて広告を一時停止にするという方も多いと思いますが、顧客への対応が出来ないというのであれば、それは確かのかなりの大問題ではありますが、連休明けの対応という事できちんと表示した上でアクションを起こしてもらえるものであれば、それはそれで広告を出稿し続けていくのも一つの手だと思います。

今でこそ年末年始って町中でも営業しているお店がチラホラありますが、昔は年末年始と言えば商店街でも歩いている人もいなくてガラーンとしていた印象がありましたよね。

それはリスティング広告も同じで、別に探している人がいる以上、広告を出していることはチャンスになると思うのですが、変にスケジュール設定が出来るからと、その期間出稿を停止するという方も結構いらっしゃいます。

このような事は競合他社も同じように考えていたとしたら、考え方によってはチャンスにもなりますよね。

競合他社が多い業界で、他社が年末年始や大型連休などの広告出稿を控えていたとしたら、普段より競合他社の数も少なく比較的単価が低くても高い位置に広告掲載される可能性も高まります。

またユーザーからしてみると選択肢も普段より少なくなるため、自社の商品やサービスが選ばれる確率も高くなるかもしれませんね。

このように年末年始やGWのような大型連休の場合、帰省する方や旅行に出かける方もたくさんいる半面、どこにも出かけずにヒマを持て余し一日中ネットをしているという方もいらっしゃいます。

アクセス数こそあまり伸びないかもしれませんが、時間があるからこそウェブサイトの回遊率などは上がる可能性もありますよね。
普段よりじっくり見ていただけるのであれば、伝え方次第でコンバージョンを獲得出来る事も十分考えられます。

また、以前もこのコラムで書きましたが年末年始などは家族、親族が集まる機会も多くなると思います。
そんな家族、親族が集まる際に話題になるものを商材として扱っている方ならば、この時期はチャンスになりますよね。

もちろん、何度も書きますが年末年始やGWなどの大型連休中に無理してリスティング広告を出しても意味がありません。

緊急を要するものであれば、その時に対応できなければ全く意味がありませんしECサイトとかでも長期のお休みの場合には購入した方への対応がすぐに出来なかったり、店舗はお休みなのに広告文に「即日発送OK」なんて書いていたら、その時に買ってもらえないばかりか、店舗としての信用も失ってしまいます。

年末年始や大型連休の時などは、休み明けの返事や対応でも大丈夫なものであるならば広告を出稿し続けてみて、一度効果測定をしてみるのも良いかもしれませんね。

株式会社アイエムシー　大塚雅智