上位に掲載されるというだけの認識ではもったいない

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以前、ウェブ業界ではない他の業界で働いている方とお話をしていて、リスティング広告についての認識をお聞きした時に、その方は「リスティング広告って狙ったキーワードで検索結果の上位に表示させる事が出来る広告でしょ?」と言っていました。

確かに「狙ったキーワードで検索結果の上位に表示させる事が出来る広告」というのは決して間違いではありませんが、仮にその認識でリスティング広告を開始してしまったら、リスティング広告の一番大事な部分を見落としてしまう事になりかねないな、とも感じました。

リスティング広告は、掲載ガイドラインをきちんと守る事が前提ですがお金(広告費)さえ払ってしまえば、検索結果の上位に表示させる事が出来ます。

これはリスティング広告を運用している方からしてみたら常識中の常識で、もはや意識する事すらないくらいの常識ですよね。

ただそれはリスティング広告の特長の一つであって、例えば「結果が全て数字として残る」、「効果測定が出来る」、「改善が容易に出来る」というような事のほうが大事なんだと思います。

例えば上記のような、リスティング広告を「狙ったキーワードで検索結果の上位に表示させる事が出来る広告」とだけ認識している人がリスティング広告の運用を開始した場合、その認識だけだと狙ったキーワードで上位に表示されたという段階で、リスティング広告の良し悪しを判断してしまい、あまりパフォーマンスが良くなかったら、最悪はそのまま撤退してしまうという事になるのではないかと思います。

リスティング広告の特長、メリットとは「広告の入り口から、その広告の効果まで全て数値として確認する事が出来る」という点であり、その「数値や結果から様々な改善を繰り返す事で売上の拡大や費用対効果の改善をしていく事が出来る」のがリスティング広告です。

リスティング広告導入直後の、はじめのうちはそんなにパフォーマンスが良くなかったとしても、効果測定と改善を繰り返しおこなっていく事で必ず良くなっていきます。

その事を認識していない人は、「狙ったキーワードで上位に表示された」=「リスティング広告の役割を果たした」と考えてしまい、その時点でリスティング広告は有効かどうかと検討してしまうのは少しもったいないですよね。

もちろんリスティング広告が一番の広告媒体だとは言いません。

リスティング広告を導入し、改善をしていったとしても扱っている商品や商材、サービスによって、また運用の仕方や考え方など様々な理由から、費用対効果が合わなかったり、期待していた成果を得られなかったりなど、うまくいかないケースもあります。

ただ、リスティング広告はどういうものかという認識が違うだけで、売り上げを上げる事が出来たかもしれない可能性を潰してしまうのは、とても残念な気がします。

最初に出てきた方以外にも、以前リスティング広告を少し導入してみたという人と話をしてみても「リスティング広告ってあまり効果がないよね」とか言う方もたまにいらっしゃいますよね。

その時リスティング広告をどのように運用していたのかなど、詳しく話を聞きませんでしたので断言はできませんが、そう思っている方々は上記のように「リスティング広告は検索結果の上位に表示させる広告」という認識だけしか持っていなかったとしたら、本当にもったいない事なんじゃないかなと感じました。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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