リスティング広告の導入に踏み切れない人の気持ち

カテゴリー: リスティング広告運用の考え方 タグ: , パーマリンク

リスティング広告はサービス開始からまだ10年ほどしか経っていない広告で、広告媒体の中でも比較的新しい分類になると思います。

ですが、数年前は「リスティング広告」と言っても、なにそれ?みたいな反応をされ「検索エンジンでキーワードを検索したときの検索結果画面上部や横に・・・」というように一から説明する事が多かったですが、その頃に比べると最近はリスティング広告の認知も少しは高まり、細かいところまでは知らなくても「どういうものか」くらいは理解している方も多くなったという印象があります。

このように認知が広がりつつある状況でも、まだまだリスティング広告を導入していない企業は多数存在しますよね。

このようにリスティング広告を導入していない企業、あまり積極的ではない企業の気持ちは様々あると思いますが、想像ですが以下のような気持ちをいくつか考えてみました。

・「広告」に対する敬遠
・「ウェブサイトで集客する」という事に対する猜疑心
・ウェブ業界に対するイメージがあまり良くないため食わず嫌いになっている

どの広告媒体でも同じなのかもしれませんが、「広告」ということに対する敬遠する気持ちはあると思います。

特にウェブ上のものは形があるわけではありませんので、その形のないものに対してお金を払う事に違和感を感じる方もいらっしゃいますよね。

またウェブ上のものは「安価」、「無料」という意識が強い方も多いので、そういうものに対してお金のかかる「広告」はどうしても敬遠してしまうのかもしれません。

SEO対策はやりたいけどリスティング広告はやりたくないという方の根本にはこの「どうせ広告」という様な気持ちがあるのかもしれませんね。

SEO対策も業者に依頼すれば、それ相応の費用が発生するにもかかわらず、「リスティング広告は有料でお金がかかる」というイメージを持っている方は意外と多いです。

これに関しては、別に否定するつもりはありません。
リスティング広告は「広告」ですから、お金もかかりますし場合によっては成果が出ない事もあります。

ただ費用がかかるという部分に関しても成果が出ないかもしれないという部分に関しても、もしそうなったとしても、広告の配信結果というデータが残りますので、そのデータを元にリスティング広告を改善する事や、マーケティングデータとして活用する事が出来るなど「決して無駄にはならない広告」というのもリスティング広告の特長でもあります。

ウェブサイトで集客する事に対する猜疑心からリスティング広告を導入する事を検討対象から除外しているケースもまだまだあります。

「ホームページをもう10年くらい持ってるけど、今まで1回もホームページからお問い合わせ来た事ないよ」というような方がいらっしゃいますが、そういう方からしてみたらウェブサイトを使って集客をする事に対して疑う気持ちはよくわかります。

また「うちの業界はウェブとかそういうのじゃないから」という方もいらっしゃいますよね。

ウェブサイトから集客できることに実感がないため、そのような気持ちになるのだと思いますが、「ホームページを10年持ってるけど~」と言う方の場合であれば、ホームページは期間が長い/短いということよりも、どれくらいの人に見てもらえているのか、どれくらいのユーザーが訪問しているのか、というところがまずは大事なので、アクセス解析などでその部分を確認する必要があります。

実店舗でも、10年間だろうが100年間だろうが開店していても、お客様がお店に入らなければ何も売れませんよね。

もしアクセス解析を確認し「アクセス数はそこそこある」という状態であれば、その次はそのアクセス数の「質」を見なくてはいけません。

訪れたお客様が本気で商品購入をしようと思って来店したお客様なのか、それともただの冷やかし客なのか・・・、そういう部分を流入キーワードで確認していくと10年間お問い合わせがなかった原因がわかるかもしれません。

リスティング広告を導入すれば、キーワードの選定と広告文作りで、上記の「数」の部分も「質」の部分も変えていくことが出来ます。

購買意欲を持ったユーザーが流入してはじめて自社のホームページの価値とウェブサイトで集客する事の可能性を感じてもらえるのだと思います。

「うちの業界は~」というケースもやってみなければわかりません。
扱っている商品やサービスに関連するキーワードで検索が少しでもあるのであれば、そこからお問い合わせに繋がる可能性はありますし、その業界全体でウェブを活用していないというのであれば、それはある意味かなりチャンスがあるとも言えます。

ウェブ業界に対するイメージというのは、特にお年を召された経営者の方ほどあまり良くはありません。

営業の場ではないところで異業種の方と名刺交換をする機会があったときなど、名刺を差し出すと「あ~ウェブの人ね」というような反応をされる事がたまにあります。

「毎日何件のウェブの営業からしつこく電話がかかってくるよ」という話もよく聞きますので、そういう体験をしているとこのような反応になるんだなぁと思います。

会社の営業方法は様々あると思いますし、そのしつこくテレアポをするという会社に文句を言うつもりもありませんが、それが原因で食わず嫌いのような状態になってしまっているのであれば、少しもったいないなぁと感じてしまいます。

今後もさらにリスティング広告の認知は広がっていき、上記のような考え方は少しずつ変わっていくのだと思います。

業界が活性化されることで、Yahoo!プロモーション広告、Googleアドワーズはさらに進化していくと思いますので、それは大変喜ばしい事だと思いますが、出稿している側からすると競合他社が増えていくという事でもありますので、喜んでばかりもいられない状況ですよね。

株式会社アイエムシー 大塚雅智

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